プロ野球FUN

某プロ野球ファンのプロ野球を楽しむためのブログ!! これを知れば「超」野球通!!「セイバーメトリクス」の紹介や、野球を幅広く楽しめるコンテンツあり!!

(プロ野球を「研究する」編No.56)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「西武編」

(ホーム)当ブログについて - プロ野球FUN

 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第56弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『西武編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、「西武編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「西武編」>

 

 今回は、2018年パ・リーグ1位、埼玉西武ライオンズの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球等のデータを参照しております。

 前回の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、西武の選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

f:id:baseballsabermetrics:20190102211154j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

f:id:baseballsabermetrics:20190102211823j:plain

・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、パ・リーグ内順位。

●総合

・順位:優勝(CSファイナルS敗退)

・勝率:.624(1位)

・得失点差:+139(1位)

●野手

・得点:792(1位)

OPS:.805(1位)

・UZR:68.5(1位)

・野手WAR:35.9(1位)

・打撃の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190108004843j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190108004909j:plain
●投手

・失点:653(6位)

FIP:4.60(6位)

・投手WAR:21.4(4位)

・投手の詳細データ

f:id:baseballsabermetrics:20190108004947j:plain

f:id:baseballsabermetrics:20190108005013j:plain

FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

f:id:baseballsabermetrics:20190102220918j:plain

・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2018年は、見事10年ぶり22度目(リーグ最多)の優勝を果たしたものの、CSでは、2004年にプレーオフ下剋上を果たしたソフトバンク相手に、まさかの敗北。

 喜びと共に悔しい思いが募る中、WAR6.6を記録した正二塁手の浅村、同5.6のエース菊池等が退団。逆に目立った補強は無い。

 2019年も優勝争いを繰り広げるであろうソフトバンクは、目立った主力選手の流出が無く、2018年の悪夢を払拭できるかどうか、雲行きが怪しい。

 しかしながら、2017年にWAR4.9を残した野上(現巨人)が抜け、メヒアが不調だった中優勝したという事で、決して希望が持てない訳ではない。課題の投手陣も、実績とリーダーシップがあり、コーチとしての役割も期待できる内海が加入。もちろん、プレーヤーとしての活躍もまだまだ期待できる。

 浅村が抜けたものの、チームOPSが8割以上で、同出塁率が.350以上、さらには同長打率が.450以上と、出塁力と長打力を兼ね備えた「山賊打線」は、プロ野球ファンにとっては大きな魅力で、2019年もパ・リーグの注目ポイントになりそう。パ・リーグ最多の22回の優勝と、同13回の日本一を誇る名門球団が、その打力を武器に、1980年代・90年代(計20年間で優勝13回)の様な黄金期を作れるか注目だ。

 

 

2019年の西武の注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

選手一覧|埼玉西武ライオンズ

 

① 5 外崎修汰内野手

・読み仮名:とのさき・しゅうた

・生年月日:92.12.20(26才)

・プロ入り:2015年(5年目)

・投打:右投右打

・出身地:青森

・2018年の打撃成績:119試合 / 510打席 / OPS.830(出塁率.357・長打率.472)

・「3行」寸評:

 球界を代表するユーティリティープレーヤー。

 2018年は、打撃ではリーグ8位となるOPS.830の好成績を残し、守備では内外野(主にライトとサード)を兼任してマルチな活躍を見せた。

 2019年は、正二塁手の浅村の移籍で、ぽっかり空いたセカンドでのレギュラー起用も検討されており(2018年はセカンドで15試合出場、先発出場は無し)、チームの選手起用のキーパーソンとなっている。

 

② 9 木村文紀外野手

・読み仮名:きむら・ふみかず

・生年月日:88.9.13(30才)

・プロ入り:2007年(13年目)

・投打:右投右打

・出身地:東京

・2018年の打撃成績:75試合 / 120打席 / OPS.744(出塁率.330・長打率.413)

・「3行」寸評:

 プロ13年目・西武一筋のベテラン外野手。

 2014年に10本塁打(330打席)を放ってブレイクして以降伸び悩んでいるが、上記の外崎のセカンドコンバートが成功すれば、外野の絶対的なレギュラーはセンターの秋山だけとなるため、2019年はレギュラー奪取の絶好のチャンス。

 プロ入り時は投手で、プロ6年目の2012年途中に野手転向した苦労人であり、2019年はレギュラーを奪取し、ファンに夢と希望を与えてほしい。

 

③ 27 内海哲也投手

・読み仮名:うつみ・てつや

・生年月日:82.4.29(36才)

・プロ入り:2004年(16年目)

・投打:左投左打

・出身地:京都

・2018年の投手成績:15試合 / 82回 / FIP4.63

・「3行」寸評:

 巨人の元エースが、まさかのFA移籍の炭谷の人的補償に。

 巨人では、チームの派閥解消に努めたり、FAで加入してきた杉内(現巨人コーチ)がチームに溶け込めるように努力する等、チームリーダーとしても定評があっただけに、西武でもチームのまとめ役として期待したい。

 2019年の4月に37才になるが、FIP4.63(セ・リーグ平均は4.49)、K/BB(奪三振÷与四球)2.95(同2.18)と、まだまだ十分勝負できる。

 

④ 55 秋山翔吾外野手

・読み仮名:あきやま・しょうご

・生年月日:88.4.16(30才)

・プロ入り:2011年(9年目)

・投打:右投左打

・出身地:神奈川

・2018年の打撃成績:143試合 / 685打席 / OPS.937(出塁率.403・長打率.534)

・「3行」寸評:

 浅村の移籍により、2019年はキャプテンを任される事となった、チームの要。

 2018年は2年連続20本塁打となる24本塁打に加え、四球率11.2%(リーグ平均は8.5%)、BB/K(四球÷三振)0.80(同0.45)と、長打力と完成度の高さを兼ね備えた打撃を披露し、出塁率は自身2度目の4割超えを達成した。

 2018年はUZR-1.2だった守備が元通りになれば、再びWARが8.0台に戻り(2017年はUZR9.9だったため、WARも8.1だった)、浅村の穴を少しでも埋められそうだ。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回はソフトバンク編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.57)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ソフトバンク編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!