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(プロ野球を「研究する」編No.60)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「ロッテ編」

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 こんにちは!! と申します。当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 今回は、

プロ野球を『研究する』編」

の第60弾として、

「2019プロ野球・注目選手名鑑!!『ロッテ編』

をお送り致します!!

 

 

「研究する」編で使用される、”奇跡の野球の分析手法”「セイバーメトリクス」とは!?>

 

 セイバーメトリクスとは、野球の戦略・戦術や競技者(選手)を、統計学すなわち「科学」を用いて分析・評価するという、今までにない斬新な手法の事です。野球の本場・アメリMLBでは、この手法を導入したオークランド・アスレチックスが、資金難による低迷から脱して常勝球団になった事等もあって、セイバーメトリクスの有用性が認められており、この手法を用いた球団運営が主流となっています。

  野球の常識を覆し、弱小球団を常勝球団に変貌させる等の数々の奇跡を起こした、いわば”奇跡の野球の分析手法”であり、これを知れば、あなたも「超」野球通です!!

セイバーメトリクス入門シリーズ カテゴリーの記事一覧 - プロ野球FUN

 

 

<このシリーズについて>

 

 このシリーズでは、2019年の1発目のシリーズとして、2019年のプロ野球の、「注目選手」の選手名鑑をお送りしております。

 今回は、「ロッテ編」です。

 

 各球団の記事へアクセスできる、目次付き記事の「はじめに編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.55)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「はじめに編」 - プロ野球FUN

 

 

<2019プロ野球・注目選手名鑑「ロッテ編」>

 

 今回は、2018年パ・リーグ5位、千葉ロッテマリーンズの2019年の注目選手を見ていきます。

 各種データは、こちらのサイト様(1.02 - Essence of Baseball)とこちらのサイト様(データで楽しむプロ野球)等のデータを参照しております。

 前回の「オリックス編」は、以下からご覧いただけます。

(プロ野球を「研究する」編No.59)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「オリックス編」 - プロ野球FUN

 

 

<2018年に規定打席・投球回数に到達した、ロッテの選手の個人成績一覧>

 

●用語解説

WAR・・・平均的な「控え選手」と比較し、1年間を通してチームに何勝分の貢献をしたかを示す指標。野手と投手等、異なるポジションの選手を単純比較できる(はじめに編でも、WARの詳しい解説と、見方の説明を行っています)。

OPS出塁率長打率・・・打者にとって重要な「出塁能力」と「走者を進める能力」を足し合わせた指標。計算が簡単な上に、打者の貢献度をより適切に評価できる。

 2018年のセ・リーグ平均は.730、パ・リーグ平均は.723。

UZR・・・野手が、平均的な同ポジションの野手と比較して、チームの失点を何点分防いだかを示す指標。打球を映像分析する事で、守備範囲等の数値化に成功している。

FIP・・・味方の守備力や、ポテンヒットの様な「運」に左右されない「被本塁打」「与四死球」「奪三振」のみで投手を評価する指標。投手の実力をより適切に評価できる。防御率と同様に、数値が低い程優秀。計算式は、算出する会社等によって異なる事もある(今回は、平均値がリーグ全体の「失点率」になるDELTA社方式)。

 2018年のセ・リーグ平均は4.49、パ・リーグ平均は4.21(失点率と同じ)。

 

規定打席以上の野手

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・WARの順位は、両リーグ規定打席到達者60人中の順位。

 

規定投球回数以上の投手

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・WARの順位は、両リーグ規定投球回数到達者17人中の順位。

 

 

<2018年のチーム成績>

 

()内の順位は、パ・リーグ内順位。

●総合

・順位:5位

・勝率:.421(5位)

・得失点差:-94(6位)

●野手

・得点:534(5位)

OPS:.679(4位)

・UZR:-8.1(5位)

・野手WAR:9.1(4位)

・打撃の詳細データ

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●投手

・失点:628(5位)

FIP:4.18(4位)

・投手WAR:18.7(6位)

・投手の詳細データ

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FIPの種類については、こちらのページをご覧お願いします。今回は、用語解説の欄で先述した通り、何も表記が無いものは、DELTA社方式のFIPとなっています。

 

 

<2018年のスタメン>

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・()内の数字は、そのポジションでの先発出場数。

・データ参照は、こちらのサイト(スタメンデータベース)より。

 

 

<2019年のチームの展望>

 

 2018年は、5位と5ゲーム差・勝率.383のダントツ最下位だった2017年から、多少は改善。福浦が2000本安打を達成したり、ゴールデンルーキーの安田がプロ初本塁打を放つ等、見せ場もあったものの、順位は5位どまりで、得失点差は2年連続最下位。

 特に芳しくなかったのが投手陣で、FIPは4位だったが、本拠地球場のマリンスタジアムが投手有利(ただし、2019年からは、ラッキーゾーンが新設される)である影響で、投手WARはリーグワーストだった。

 野手に関しても、内野はレギュラーを固定され、悪くない様に見えるものの、リーグ唯一の2桁チーム本塁打(78本)の長打力不足が響き、野手WARも4位で、特に正遊撃手の藤岡は、WARマイナス(両リーグ規定打席到達者中唯一)と、レギュラーはまだ荷が重かったようだ。

 2018年オフは、チームにとって手薄な外野手で、地元千葉出身の丸佳浩(現巨人)の獲得に奔走したが、失敗。地元出身のスター選手で、しかもチームの弱点である長打力をカバーしてくれる存在であっただけに、かなり痛かった。しかし、2016年の本塁打王の前日本ハム・レアードの獲得に成功、ドラフトではその手薄な外野手で、しかも長打力が期待される大阪桐蔭の藤原を引き当てた。

 また、野手に関しては、レギュラーや、レギュラー争いに加わっている選手は、若い選手が多い。若手選手の成長が、チーム成績の鍵を握っている。

 

 

2019年のロッテの注目選手・4選手を紹介!!>

※2019年の選手一覧は、以下のページからご覧になれます。

選手一覧|千葉ロッテマリーンズ

 

① 13 平沢大河内野手

・読み仮名:ひらさわ・たいが

・生年月日:97.12.24(21才)

・プロ入り:2016年(4年目)

・投打:右投左打

・出身地:宮城

・2018年の打撃成績:112試合 / 353打席 / OPS.657(出塁率.328・長打率.330)

・「3行」寸評:

 プロ4年目を迎え、レギュラー奪取が期待される、ドラ1内野手

 2018年は他選手との兼ね合いから、74試合にライトで先発出場、打率こそ.213だったが、BB%(四球÷打席)13.6%(リーグ平均は8.5%)を記録し、出塁率(.328)はリーグ平均(.325)を超えた。

 俊足の左打者という特性を考えると、BABIP(フェアグラウンドに飛んだ打球が安打になった確率).275(リーグ平均は.293)も向上の余地があり、プロ入り時は期待されていた長打力の向上や、本人の公言通り、本職の遊撃や内野でのレギュラー奪取にも期待したい。

 

② 19 唐川侑己投手

・読み仮名:からかわ・ゆうき

・生年月日:89.7.5(29才)

・プロ入り:2008年(12年目)

・投打:右投右打

・出身地:千葉

・2018年の投手成績:25試合 / 47回2/3 / FIP3.91

・「3行」寸評:

 プロ12年目を迎える、地元千葉出身のベテラン投手。

 プロ入りから2017年までの10年間で、5勝以上が9度、規定投球回数到達が2度、2011年には規定投球回数に到達して12勝(6敗)を挙げる等、先発として実績を残してきたが、2018年は中継ぎも経験し、21試合・24回2/3でFIP2.65・K/BB(奪三振÷与四球)3.25(リーグ平均は2.19)と、見事に適正を示した。

 チームの状況に応じて、先発もリリーフもこなすとなると、チームにとって非常にありがたい存在となるが、2019年は中継ぎで勝負するのか、それとも先発として勝負するのか、はたまたチーム状況に応じて両方をこなす貴重な役割を担うのか、注目だ。

 

③ 5 安田尚憲内野手

・読み仮名:やすだ・ひさのり

・生年月日:99.4.15(19才)

・プロ入り:2018年(2年目)

・投打:右投左打

・出身地:大阪

・2018年の打撃成績:17試合 / 60打席 / OPS.514(出塁率.250・長打率.264)

・「3行」寸評:

 2017年秋のドラフトでは、清宮(現・日本ハム)以上の実力があるとも言われた、期待の若手スラッガー

 ルーキーイヤーの2018年は、OPS.514・K%(三振÷打席)33.3%(リーグ平均は18.9%)とプロの壁にぶち当たったが、その一方で、計1本ながらプロ初本塁打を記録し、BB%(四球÷打席)は11.7%(リーグ平均は8.5%)と、非凡さも見せた。

 先述した通り、チームはリーグ唯一の2桁本塁打(78本)の長打力不足であり、24本塁打の主砲・井上と共に、パワフルな打撃を見せてほしい。

 

④ 31 菅野剛士外野手

・読み仮名:すがの・つよし

・生年月日:93.5.6(25才)

・プロ入り:2018年(2年目)

・投打:右投左打

・出身地:東京

・2018年の打撃成績:53試合 / 161打席 / OPS.581(出塁率.306・長打率.275)

・「3行」寸評:

 甲子園での優勝経験を持ちながら、苦労の果てにプロに辿り着いた、期待の若手外野手。

 2018年はOPSこそ.581で、IsoP長打率-打率).099(リーグ平均は.144)と長打力は乏しかったが、BB%(四球÷打席)12.4%(リーグ平均は8.5%)、さらにはBB/K(四球÷三振)0.74(同0.45)を記録する等、内容は決して悪いものばかりではなく、先述の平沢同様、俊足の左打者という特性を考えると、BABIP(フェアグラウンドに飛んだ打球が安打になった確率).198(リーグ平均は.293)も十分向上の余地がある。

 同じくアマチュア時代に結果を出しながら、指名漏れの屈辱を味わった、藤岡裕大と共に活躍し、ファンに夢と希望を与えてほしい。

 

 

<次回予告・次回の記事>

 

 次回は楽天編」です。

(プロ野球を「研究する」編No.61)2019プロ野球・注目選手名鑑!!「楽天編」 - プロ野球FUN

 

 

当ブログの記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!!